まずは、K,L,M,Nを通る平面でこの9面体を切断します。
KMとLNの交点をTとし、上部の四角錘O-KLMNを、
OTKL,OTLM,OTMN,OTNKの4つの三角錐に等分します。
次に、
OTMNをMNを軸に回転させてOがSに一致するように移動させます。
(※ひし形ですからOがSに必ず一致しますね。)
他のOTNK,OTKL,OTLMも同様に回転移動させ、Tが移動した位置の点をU,V,W,Xとします。
すると「9面体の体積」は「UVWX-DABCの体積」に等しくなります。
では、UVWX-DABCはどんな立体か?
立体をつくった皆さんはわかると思いますので細かい説明は省略しますが、
「1辺2の立方体」
となりますね。
つまり、9面体の体積は、
2×2×2=8
と簡単に求まる訳です。