数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「場合の数」問題に“惜しいミス”なし!

「場合の数・確率」の問題においては、何らかのルールが設定されていることが多いですね。まずは、そのルールを素早く正確に読み取った上で、どのような場合が想定されるのかを“慎重に”考えることが大切です。そこがクリアできても、最後の数え上げる段階に…

サクッとできればOK!(場合の数編)

文字通り、サクッと正しく解けるのであれば何の問題もありません。入試では、「このくらいの問題にじっくり時間を割く余裕はない」と思って臨みましょう。 【問題】 A~Dのアルファベットがそれぞれつけられた4個の玉と、1~4の番号がそれぞれつけられた4個…

四角錐の体積・展開図・塗り分け(2021都立青山・改題)

「三平方の定理」を試験範囲から除外した今年の入試問題なので、小学生にも解ける内容になっています。「展開図の正誤問題」は、得手不得手がハッキリと分かれる分野だと思いますが、基本的には慣れてもらうしかありません。立方体などの簡単な立体の“展開図…

サクッとできればOK!(代表値編)

文字通りサクッと解くことができれば、何の問題もありません。しかし、ウッカリ間違えてしまうような場合は、入試に向けて留意しておかなければならないでしょう。 【問題-1】 6人が各々10個の玉を投げ、かごの中に入った玉の個数を数えた。 そのうち、 「4…

ちょっとオモシロイ“理詰め”問題(2021ラ・サール中・改題)

“論理的にものごとを捉えようとする力” は、「数学」を学び進めていく上で非常に大切ですね。こどもの場合、この基本的な力が育ってきているか否かで、 「ものごとの理解力さらには応用力」 に大きな差が出てしまうことがあります。例えば、以前からお伝えし…

小学生の方が速く解ける?大学入試問題(n進数編)

この前は「2進数」の問題だったので、今回は「8進数」でいきましょう。ザックリ言ってしまえば、 「0~7の最大8種類の数字からつくられた数」 のことでしたね。例えば、 「8進数の“123”=123(8)」 を10進数で表すと、 「8×8×1+8×2+3=83」 となりますね。 下記…