新学年がスタートしましたね!
新たな環境や同級生たちに囲まれ、期待と不安が入り混じった複雑な心境かもしれませんが、学習面でも平常心さえ保つことができれば、スムーズにスタートできるはずです。
新学年の最初の段階は、進度も非常にゆっくりですし、教える側も脱落の危険性を排除するために、特に慎重に取り組むはずです。
当ブログでは再三伝えてきていますが、新たに中学生となる人に改めて念押ししておくと、
「特に“受験算数”をかなり無理して学んできた場合は一旦忘れて構わない」
ということです。
そして、中学受験を経験したことで、もし「算数・数学」に対する負のイメージを持ってしまっているのであれば、一旦リセットしてしまいましょう!
「数学」を一から学んでいけさえすれば、何も問題ありません。
“受験算数”のように、
「解くための手段の用い方自体に頭を使う」
という無駄な努力は必要はなくなり、基本的には題意をしっかり読み取り
「方程式を立てる」
ことさえできれば、後は機械的に計算するだけで解けてしまいます。
逆に、「受験算数が得意だったから」とその手法にこだわって取り組み続け、代数的思考法に変換できないでいると、“数学での躓き”が始まってしまうのです。
新型コロナのパンデミックの頃に記した
「各学年の4月度に押さえておくべき事項」
についての記事(下記)も参考にしながら、新学年をスムーズにスタートさせてくださいね。