まずは
「乗法公式を用いた展開」、
そしてそれと表裏一体の
「因数分解」
を4月中に徹底的にやり込みましょう。
(1)乗法公式
大きく分類して3種類あります。
・(x+a)(x+b)
・(x+y)(x+y),(x-y)(x-y)~“和,差の平方”
・(x+y)(x-y)~“和と差の積”
(※これらの式がどのような式に展開されるかは教科書に必ず載っていますので省略します。)
この3種の乗法公式を“必ず暗記”した上で、各種の式を展開する練習をしましょう。
(2)因数分解
まず、
「共通因数をくくりだす」
だけでも“因数分解”となることを確認しておきましょう。
(※但し、それだけでは不十分な場合もあるので注意しましょう。)
その上で、
「乗法公式の逆の式変形が“因数分解”」
となることも利用できるようにならなければいけません。
その場合、乗法公式が頭の中に浮かばないと因数分解ができないので、“必ず暗記”する必要があるのです。
なお、上記以外に、
「“置き換え”を用いる手法」、
「“たすき掛け”による手法」
などもマスターしておくといいでしょう。
因数分解の練習問題は、難易度別に多数用意してもらえるはずなので、それらで徹底的に練習しながら、様々な因数分解の手法を身につけましょう。