合同な長方形3つを、そのど真ん中で相互に垂直に貫入(長辺方向に平行)させると、下図のようになります。
実際に作ってみてもいいでしょう。
ある程度の厚紙で、
「5cm×8cmの長方形」
を3つ作ります。
(この長短辺比率ならばどのような大きさでも構いません。)
それらの真ん中に相互に貫入させていくのですが、しっかり手順を考えて作らないとうまくいきません。
一つずつ接着して固定してから作っていった方がいいでしょう。
さぁ、これはある立体の性質を理解するための模型なのですが、それは一体何でしょうか?
長方形の全ての頂点を結んでみましょう。
そうです、
「正二十面体」
ですね。
実際の長短辺比率は正確には異なるのですが、作ってみる分には誤差の範囲として問題ないでしょう。
今後学習を進めていけば、この長短辺比率を実際に計算で求めらるようになります。
その理解のためには、やはり、
「正多面体に慣れ親しんできたか」
が大きく影響してくるでしょう。