正多面体の模型が、日々目にするような場所にあり、すぐ手にとって確かめられるようにしておくことを、以前から勧めてきました。
それを実行してきた人は、
「“平行な面”が存在する正多面体」
が何であるかは、自然と脳裏に刻み込まれていることでしょう。
入試などで題材となりやすいのが、その
“平行面間の距離”
に関する問題です。
例えば、ちょっと前ですが「筑駒の入試問題」では、
“正二十面体の平行面間の距離”
に関して出題されています。
高校入試で、この「距離自体」を求めさせるのは課程を逸脱しているので、「距離の2乗」を求めさせる問題となっています。
その際も、前回の「正二十面体の性質」を把握していれば、簡単に解けてしまう訳です。
(※この解説は、現段階では未習分野となるので、また別の機会にしましょう。)
ここで、改めて伝えておきます。
在宅時間が多くならざるを得ないこの状況を利用して、正多面体を全種類つくりましょう!
後悔するかしないかは、あなた次第です。