確率問題は、計算だけで解けるのであれば、それに越したことはありませんね。
しかし、そのせいで間違った答えを出してしまっては、元も子もありません。
時間がかかりそうでも着実に樹形図で考えるべきか、計算式だけで押し切ってしまうべきか、しっかり見極めましょう。
そして、確率問題での鉄則である
“漏れなく重複なく”
を、しっかり守れているかをチェックしておきましょう。
【問題】
白玉2個、赤玉1個、青玉2個が入った袋から、玉を1個ずつ続けて3回取り出す(取り出した玉は元に戻さない)。
取り出した順に左から一列に並べるとき、「白玉と赤玉がとなりあう確率」を求めよ。
【解説】
「白玉と赤玉がとなりあう場合」
をパターン別に考えるのが無難でしょう。
その際、「(白,赤),(赤,白)」を忘れないことと、重複カウントには気をつけましょう。
∴11/30