サイコロといえば「立方体」であることが普通ですが、他の正多面体を用いたサイコロ問題もありますね。
焦っていたり、「簡単!簡単!」となめてかかっているときなどに、いつの間にか惰性で「6面ある」前提で計算してしまうこともあり得ますので、特に受験生の皆さんは留意しておきましょう。
「1~4の数字が書かれた正四面体のサイコロ(出た目をx)」
と、
「1~8の数字が書かれた正八面体のサイコロ(出た目をy)」
の2つのサイコロがあります。
「xy=aとなる確率が1/16」
となるとき、aとして考えられる数を全て求めてみましょう。
【解説】
「確率が1/16」
ということは、
「2通りある場合」
とわかりますね。
あとは、漏れなく重複なく列挙していくだけです。
このくらいならば、表を作った方が確実でしょう。
∴a=2,3,16,24
(2021市川・改題)