様々な手法を用いて、ひし形を作図してみましょう。
前回の問題と比べると、「論理の組み立て」がより必要になってきます。
できるだけ少ない手数で作図できる方法を考えましょう。
【問題】
線分BDがある。
∠ABC=60°となるようなひし形ABCDを作図せよ。
【解説】
題意より、
「線分BDは∠ABCの二等分線」
つまり、
「∠DBC=30°」
また、
「四角形ABCDはひし形」
なので、
「線分ACは線分BDの垂直二等分線」
となりますね。
これらのことから、下記のように作図していきましょう。
(1)
線分BDの垂直二等分線を描く
(2)
60゜を二等分して30゜の作図
→点C確定
(3)
「ひし形の1辺の長さ(線分BC)」
を
「線分BDの垂直二等分線上」
にとる
→点A確定