数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

「ひし形」の成立条件

「ひし形」
とは、
「4つの辺が等しい四角形」(定義)
のことですね。

そして、ひし形は平行四辺形の一種ですから、
「平行四辺形の定義・性質」
は全て合わせ持った上で、
「対角線が直交する」
という特質を持っていますね。


では、どのような条件が揃えば、その図形は「ひし形」と言えるのか。

当然、定義が成り立てば言えますね。

試験などによく出てくるのが、
「平行四辺形 かつ 対角線が直交」、
「平行四辺形 かつ となり合う辺が等しい」
という条件設定です。

これらは、
「ひし形の成立条件」
となりますね。
特に、後者は要チェックです。

いずれも、なぜ成立条件となり得るのか、必ず証明しておきましょう。