休校が続き、ほぼ在宅しているお子さんが、中々言うことを聞かないこともあるかもしれません。
そんな状況を打開する糸口を、勝負事をすることで探ってみよう、という提案です。
簡単そうなゲームでお子さんに勝負をもちかけ、親が勝つことで言うことを聞かせよう、というのがまず第一のもくろみです。
そして場合によっては、思わぬ良い方向へと向かう第二のもくろみも実現するかもしれません。
【ゲーム】
二人で交互に、(自然)数を最大3つまで1から順番に言っていき、21を言わざるを得なくなった方が負け。
先手後手は、相手に選ばせる。
有名なゲームでもあり、勘のいいお子さんならば気づいてしまうこともあり得ますが、小学生相手ならば通じる可能性は高いでしょう。
「後手必勝」のゲームですが、からくりに気づかれなければ先手でも勝てますね。
親が勝ち続けることで、
「なぜママ(パパ)に勝てないんだろう…」
と必死で考えてくれるようになれば、“しめしめ”です。
そして、そのからくりを見破るまでは、お子さんに言いつけを守らせ、一石二鳥を狙いましょう。
ゲームを繰り返していくうちに、お子さんが、
「後手を選び勝ち続ける」
ようになれば、“勝ち方”には気づいたことになります。
そうなったら、
「なぜその方法が必勝法なのか」
を説明させましょう。
“からくり”(=原理)を理解することこそが大切です。
このような“からくり”に興味を持つお子さんは、数学に強くなる可能性を秘めていることでしょう。