「問題文を元に方程式を立てる」
という定番の流れで解いていけばいいのですが、立てた不定方程式が“定番の形”とはならないタイプの整数問題です。
とは言っても、
「整数問題への基本的な取り組み方」
がわかっていれば、特段難しい訳ではありませんね。
【問題】
自然数mからm+9までの連続する10個の自然数を、小さい方から順番に“+”の演算記号でつないでいって和を求めようとした。
しかし、「ある自然数nと次の数の間の演算記号を“×”と誤記」して計算したため、その結果が94となった。
このとき、自然数の組(m,n)を全て求めよ。
(答え;(2,6),(3,5))
「10m+45-n-(n+1)+n(n+1)=94」
という方程式が立てられるので、あとはこれを解くだけですね。