数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

正方形と円の“入れ子図形”(2021渋谷教育学園渋谷中・改題)

幾何パズルなどで見かけたことがある人も多い図形でしょう。

「正方形に内接する円があり、その円にまた内接する正方形があり、その正方形に内接する…」
が繰り返される“入れ子”設定の問題です。

順番に考えていけばいいだけですが、小学生だと若干混乱してしまうかもしれませんね。

今年の実際の中学入試問題ですが、方程式を使える方が楽でしょう。


【問題】

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上図は「正方形と円」が接してできている図形である。
赤色部分の図形の面積が57のとき、青色部分の図形の面積を求めよ。
但し、円周率は3.14として計算すること。


【解説】
小学生は、
「小円の半径を□、大円の半径を△」
などとおいて順番に求めていけば答えにたどり着きますね。


中学生以上でもパッとは解けませんが、少しは楽になるように心がけてみましょう。



https://mcafejr2.hatenablog.com/entry/2021/04/19/214002