幾何パズルなどで見かけたことがある人も多い図形でしょう。
「正方形に内接する円があり、その円にまた内接する正方形があり、その正方形に内接する…」
が繰り返される“入れ子”設定の問題です。
順番に考えていけばいいだけですが、小学生だと若干混乱してしまうかもしれませんね。
今年の実際の中学入試問題ですが、方程式を使える方が楽でしょう。
【問題】
上図は「正方形と円」が接してできている図形である。
赤色部分の図形の面積が57のとき、青色部分の図形の面積を求めよ。
但し、円周率は3.14として計算すること。
【解説】
小学生は、
「小円の半径を□、大円の半径を△」
などとおいて順番に求めていけば答えにたどり着きますね。
中学生以上でもパッとは解けませんが、少しは楽になるように心がけてみましょう。