数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

“少なくとも1つ”or“1つもなくても可”

以前にも取り上げましたが、知っているといないとでは、解く時間に明らかな差が出てしまうタイプの問題なので、改めてやっておきましょう。


【問題】
バニラ、チョコレート、ストロベリーの3種類のアイスクリームを合わせて10個買う場合、買い方は何通りあるか。


このパターンの問題では、
「各種類少なくとも1個は買う」
のか、
「1個も買わない種類があってもよい」
のかで、当然答えは変わってきますね。

しかし、考え方を一度でも習ってさえいれば、小学生でも“瞬殺”できましたね。
(高校生以上は、機械的に計算式を立てられるはずです。)



【解説】
「各種類少なくとも1個は買う場合」
は、
∴(3H7=)9C2=36通り

「1個も買わない種類があってもよい場合」
は、
∴(3H10=)12C2=66通り