数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

あまり目にしたくない字…

新年度が始まり、新たな学校や会社・組織などに通うことになる人が増える時期となりました。
 
今回は、数学とは全く関係ない内容なのですが、時期的に一度言及しておきたく記しておくことにしました。
 
 
このコロナ禍で、通学・通勤のスタイルが大きく変わったものの、実際に皆が対面することの重要性は変わらないでしょう。
 
そのためには、学校や会社などの何らかの実際の施設に集うことが必要で、その入口には、その名称を記した何らかの銘板(組織の表札のようなもの)が掲げられていることがほとんどでしょう。
 
その字体が、一般に普及している何らかのフォントであれば、何の違和感も感じないと思います。
 
公立学校等の場合はかなり歴史のあるものを除いてほとんどないでしょうが、個人的な会社であったり、何らかの権威を表したいような組織である場合は、誰かが実際に書いた文字を銘板にすることがありますね(飲食店等の看板では一般的ですね)。
 
特に大きな組織である場合、あまりにも美的センスに欠けた銘板であることから、「その銘板を作成した時期にその組織のトップである人物が書いたものだろうな…」と想像されるタイプのものがあります。
 
本当に美しい字であったり、個性的であっても“美的センスを感じられる”字体等(この辺が意見が分かれるところですが…)であれば、その組織への愛着も増す要素ともなるでしょう。
 
しかし、どう見てもクセが強い字、というかお世辞にも綺麗とは言えないクセ字だった場合は、施設の正面にデカデカと掲げられでもしてしまうと、それを目にした瞬間から不快に感じる人もいることでしょう
 
もちろん、字は人それぞれですから、日常生活において優劣や可否をつけるものではない、というのは当然の良識とした上での話です。
 
しかし、周りからチヤホヤされて本人が勝手に綺麗だと思い込んでいる節を感じられるような字体を、よりによって公に大きく掲げられでもしたら、嫌悪感しか感じられない場合もあるでしょう。
 
私が今まで目にしたことのあるもので、その度に思わず目を背けたくなる銘板は…
 
 
 
 
 
 
書いた人が誰かも知りませんし、その字体だからその人がキライという訳では全くないのですが、公に掲げるものとしてビジュアル的にどうしても納得がいかないのです…
 
その組織の内部にも、きっと同じような感覚の人がいるだろうな…と同情してしまいます。
 
特に、関わらざるを得ない人が多くいる公的な大組織の場合は、個人的な字を公に大きく掲げるのであれば、十分にその“美しさ”を考慮してもらいたいと切に願います。