この時期は、なぞなぞのようなちょっとオモシロイ問題でリフレッシュしてみましょうか。
ある図形の面積を求めること自体は難しいものの、
「ある図形とある図形の面積の差」
であれば求めることが可能な場合があります。
例えば、
【問題】
正三角形ABCの辺AC,AB上にそれぞれ点D,Eを、
「∠DBC=∠ECB=45゜」
となるようにとり、
「BD=10」
とする。
線分DBと線分ECの交点をFとするとき、
「△FBC-四角形AEFD」
を求めよ。
「“定規直角三角形”の3辺比」
は中3生以上であれば知っているはずですが、中2生以下でも、部分的な辺の比であればわかりますね。
さらに、
「直角二等辺三角形の斜辺と他の1辺の比」
は中2生以下では求められないものの、例えば、
「斜辺10の直角二等辺三角形の面積」
であれば求めることができるはずです。
上記のことがわかっていれば、誰でも解くことができるので、この類の問題が初見であれば、一度解いておくといいでしょう。