数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

正三角形の面積二等分線(2018都立青山)

都立高校入試では、作図問題が必ず出題されています。

苦手とする人も結構いるようですが、幾何の原理をしっかり理解できていれば何のことはないはずです。

中でも、”面積二等分線”は作図の定番なので、しっかり理解しておきましょう。


【問題】
△ABCは正三角形。
点D,Eを辺AB,AC上にとり、
△ADE=△ABC×1/2
となるように正三角形ADEを作図せよ。


※上記の問題で、「正三角形」のところを「(相似な)二等辺三角形」に置き換えた場合も同様の作図方法となります。


これができるようになれば、様々な面積比に分ける線分の作図もたやすいでしょう。


なお、以前にも記しましたが、“正三角形の最短の面積二等分線”は線分DEではありませんので、勘違いしないようにしましょう。


【解答】
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