数学カフェjr.

「知っておいてほしい」又は「ちょっとオモシロイ」初等数学を、高校受験をする又は中高一貫校在学の中学生を中心に、小学生~大人の方に向けてお伝えしていきます。

円に内接する四角形と対角線

タイトルから、様々な定理や公式を思い浮かべる人も多いことでしょう。

また、問題の与条件通りに図を描いてみても、“定番中の定番”の図なので、「あぁ、あれね」と素通りする人も多いかもしれません。

何はともあれ、サッと解けるのであれば、何も言うことはありません。

しかし、ガチャガチャ計算した末に解けたのであれば、解き方を再考してみた方がいいでしょう。


なお、今回の問題では敢えて図を提示していません。
問題文を元に、自分で描いて考えましょう。

「与えられる図」は、理解の助けになることもあれば、逆に“姑息なひっかけ”への誘導となってしまうこともあります。

時間が許す限り、
「与条件通りの図を自分で描く」
という習慣をつけておくことをお勧めします。


※「中3課程の円関連」が未習の場合は、手が出せないかもしれませんが、基本事項さえ把握していれば太刀打ちできます。



【問題】
長さ2の線分ABを直径とする円がある。
その円周上に、△ABCの面積が最大となるように点Cをとる。
また、点Cを含まない弧AB上に、BD=1となる点Dをとる。
四角形ADBCの対角線の交点をEとするとき、線分CEの長さを求めよ。



(答え;√6-√2)




「実需者としての生徒さん」
または
「保護者の方」
で、【解説】の閲覧を希望する場合のみ限定公開しています。

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