例えば、
「9=4+5」
と表されますね。
また、
「9=2+3+4」
とも表されますが、他にはありませんね。
よって、
「9は2連続数と3連続数の和で表される」
ことがわかります。
まず誰でも気づくこととしては、“自然数の和”に限定すれば、
「奇数(1を除く)は必ず2連続数の和で表される」
ということですね。
一方で、
「連続数の和で表すことのできない整数」
もありますね。
【問題】
整数を2個以上の連続した自然数の和で表すことを考える。
そして、
「○から△までの連続した自然数の和」
を
(○~△)
と表すこととする。
例えば、
「9=2+3+4,4+5」
なので、
「9;(2~4),(4~5)」
のように2種類の表し方がある。
次の整数を2個以上の連続した自然数の和で表すとき、その全てをあげよ。
(1)50
(2)1000
(3)2022
【解答】
ガウス少年がやったように、「等差数列の和」の求め方から考えていけばいいですね。
(1) (8~12),(11~14)
(2) (28~52),(55~70),(198~202)
(3) (163~174),(504~507),(673~675)