塾などでの履修状況によっては、そろそろ過去問に手を出せる受験生もいることでしょう。
そこで、今年も、
「どの問題を確実に得点につなげていくべきか」
などの“概観”を、都立トップ校について綴っておきます。
但し、来年の都立入試の出題範囲からは「三平方は除外」されるので、内容はガラッと変わる可能性が高いでしょう。
【1】(小問集合)
確実に全問正解にすべき内容です。
「作図」については、既に下記にて解説済みです。
https://mcafejr.hatenablog.com/entry/2020/03/12/212357
【2】(関数のグラフと幾何)
(問1)は確実に解ききっておきましょう。
(問2-記述問)は、解く道筋の見当だけつけたら、他の問題にあたりをつけてから、後に回して落ち着いて解いていった方がいいかもしれません。
【3】(円)
(問1),(問2-1-証明)は確実に解ききっておきましょう。
(問2-2)は、「直角の活用」に気づけばアッという間に解けてしまいますが、気づくまでに時間がかかる可能性もあるので、後回しでいいでしょう。
https://mcafejr.hatenablog.com/entry/2020/10/11/142044
【4】(立体)
(問1),(問2-記述問)は確実に解ききっておきましょう。
(問3)は、やや時間がかかる可能性もあるので、後回しでいいでしょう。
この設問についても、既に下記にて解説済みです。
https://mcafejr.hatenablog.com/entry/2020/02/22/155811
そして残りの時間を使って、後回しにした3問を、自分が一番取り組みやすいものから解いていけばいいでしょう。
なお、「記述問」は優先して解いておいた方が、得点につながる可能性が高くなりますね。
※他校の“入試問題概観”の要望がある場合は、できるだけ対応します。